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訪問マッサージとは?
◆お一人での通院が困難な患者様のご自宅や、
入居されている老人ホームへ国家資格を取得したマッサージ師が訪問いたします。
◆小児障がい児のお子様から100歳のご高齢の方まで年齢制限なくご利用いただけます。
脳卒中(脳血管疾患の総称)の
特徴とリハビリマッサージ
脳卒中とは脳の血管に起因する病気の総称で、大きく3種類に分けられます。血管が詰まり、その先に血液が流れなくなる「脳梗塞」、脳の中の細い血管が切れて出血する「脳出血」、脳の表面を走っている、肉眼でも確認できるような太い血管が切れてしまう「くも膜下出血」です。
脳卒中(脳血管疾患の総称)の
🚫禁忌・注意点🚫
脳卒中後遺症の方がリハビリする際の禁忌・注意事項は以下の5つです。
1.合併症・二次的障害
脳卒中後遺症・合併症として高
血圧、糖尿病、心疾患などがみ
られやすく、低血糖発作による
意識障害、血圧上昇、胸痛、呼
吸困難、不整脈などに注意が必
要です。
2.転倒させない
身体の麻痺による座位・立位・歩
行の不安定性がみられるため、
転倒・骨折に注意が必要です。
3.筋肉の痙縮
脳卒中後遺症の方によくみられ
る筋肉のつっぱりは痙縮(けい
しゅく)と呼ばれ、関節を動か
した時に起こる筋肉の抵抗が強
い状態のことです。脳卒中を含
む中枢系の疾患で筋肉の緊張が
高い方に多く出現します。そも
そも、本来は全身の筋肉は緩み
すぎず張り詰めすぎず、適度な
緊張状態を保つ機能がありま
す。脳卒中によりその機能に障
害を受けると、常に筋肉が過剰
に収縮した状態(=緊張した状
態)になってしまうことがあり
ます。痙縮には以下2種類あり
屈曲パターン:腕や指などの上
半身が曲がった状態で伸ばしに
くくなる。
伸展パターン:足が伸びた状態
で、特に足先が下にピンと張っ
た状態になる
4.過度な運動をさせない
過度な運動による急激な血圧の
上昇は動脈に負担がかかり、脳
出血などの脳血管障害の発症リ
スクを増加させるため注意が必
要です。また、過度な運動によ
る発汗で体内の水分量が減少す
ると、血液が濃縮されて血栓が
形成されることで不整脈のリス
クも高まります。それによって
心臓内の血液の流れが悪くなる
と、やはり血栓が形成されやす
くなります。過度な運動は控え
身体への負担が少ない適度な有
酸素運動を心がけましょう。
5.感覚障害・麻痺
過度な運動による急激な血圧の
上昇は動脈に
パーキンソン病(PD)の
リハビリマッサージ施術
当院が提供するパーキンソン病の方へのリハビリマッサージ施術について4つのポイントをお伝えします。
ニューロリハビリテーション
パーキンソン病は運動障害
があると同時に自身の動き
を正しく認識できなくなる
感覚障害も現れます。意図
的に「大きな」運動を行う
ことや視覚や聴覚、体性感
覚刺激などで改善すること
が知られています。また、
長期的な運動が脳の刺激を
促し神経細胞の機能回復を
助長することが報告されて
います。
身体の傾きやバランスを重視
症状が進行すると体幹が左
右どちらかに傾きバランス
能力が低下します。このよ
うな徴候をいち早く発見し
弱い筋肉を強化することで
姿勢保持・バランス能力を
高めていきます。
筋肉や関節の状態を整える
硬くなりすぎた筋肉やこわ
ばったままの関節で運動を
実施しても効果が少ないば
かりか余計に筋肉が硬くな
り関節の痛みが強くなるこ
ともあります。マッサージ
やストレッチ、鍼灸治療で
身体の下地を整えることで
効果的に運動に取り組める
ことが大切です。
足指の力、足首の力の保持
ジストニアやジスキネジア
の症状が顕著になると足指
の力や足首の固定力が低下
してバランスを崩しやすく
なります。足部機能に注目
してリハビリを進めます。
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